ドイツ

ドイツの悲惨な過去…アウシュビッツ・ビルケナウ強制収容所を写真つきで紹介!! ドイツの観光スポット

  • アウシュビッツ・ビルケナウ強制収容所について

    アウシュビッツ・ビルケナウ強制収容所とは

    アウシュビッツ・ビルケナウ強制収容所とは、第二次世界大戦中にドイツのナチス党によってポーランドのオフィシエンチムという町に作られた大型の強制収容所で、1979年にユネスコの世界遺産に負の遺産として登録されました。

    収容されていた大半の人たちはユダヤ人でしたが、中にはジプシーや身体障害者の方たちも収容されていました。この二つの強制収容所で亡くなった総人数は定かではなく、数字が非常に前後していますが、少なくとも何百万人の方が亡くなったと言われています。

    この2つの収容所に収容されていた人の中で有名な人として挙げられるのがアンネの日記で有名な、“アンネ・フランク”です。オランダの首都アムステルダムに、収容所に収容される前まで家族と隠れて住んでいた家が現在はアンネ・フランクの博物館として存在していますので、そちらも是非行かれるとよいでしょう。

    アウシュビッツ強制収容所

    アウシュビッツ強制収容所

    アウシュビッツ強制収容所は、第二収容所であるビルケナウ強制収容所の完成前に第一収容所として作られました。

    当初の予定ではユダヤ人の一般市民を収容する予定はなく、ユダヤ人の政治家や医者・科学者等という偉い身分にある人たちのみを収容するために作られましたが、後々一般市民も多く収容されることになります。

    かの有名なガス室はビルケナウではなくこちらのアウシュビッツ強制収容所にあります。実際に中に入ることができ、とても重苦しい空気を味わえることができます。

    全ての収容棟ではありませんが、いくつかの収容棟の中は博物館になっており、当時収容されていた方たちのベッドや拷問部屋、収容所に連れてこられた際にナチスによって回収された大量の靴・眼鏡・いつか戻ってこられるであろうと信じて記載した住所や名前が書かれたカバン・ガス室に使われた大量のチクロンBの空き缶が展示されています。

    大量のチクロンBの空き缶

    また写真撮影禁止ですが女性や子供たちの大量に刈り取られた髪の毛も展示されており、とてもショッキングな光景を見ることができます。

    ビルケナウ強制収容所

    ビルケナウ強制収容所

    ビルケナウ強制収容所は、アウシュビッツ強制収容所の第二収容所としてアウシュビッツ強制収容所からバスで5~10分程のところに作られました。

    広さはアウシュビッツ強制収容所のおよそ8.5倍あります。

    より多くのユダヤ人をなるべく早くに収容しようと計画していたため、第一収容所に比べ建設期間が非常に短く、内部も非常に雑に作られていることが訪問する際にうかがえると思います。

    ビルケナウ強制収容所では、収容所まで運ばれてくる際の電車の車両やその電車の線路、収容されていた方たちの部屋の内部を見学することができます。

    電車の車両

    注意点

    チケットについて

    アウシュビッツ・ビルケナウ強制収容所は必ず事前にチケット購入をしなければいけないので注意が必要です。公式サイトからチケットを買い、プリントアウトの必要はなく当日スマートフォンから見せるだけで入場ができます。

    また、アウシュビッツ・ビルケナウ強制収容所は、早朝クローズ間際以外は必ずガイドツアー必須です。ネットでチケット購入の際空きのある日付と時間を選択して購入します。ツアーを付けずに個人で見たい場合は10:00~15:00以外の時間で行きましょう。

    トイレについて

    トイレはチケット売り場の後にはありませんので、入場する前に必ず済ませておくようにしましょう。

    アウシュビッツ強制収容所のツアーは約1時間かかります。アウシュビッツの中には1か所だけトイレがありますが、ツアー中トイレ休憩等はなく(日本語ガイドの場合はある可能性あり)行きたくなった際に申し出て個別で行き、音声ガイドを頼りに自分のグループが今どこを見学しているのかを探しに行かなければいけずとても不便でした。必ずツアー前にトイレは済ませましょう。

    また、アウシュビッツの見学終了後は20分程休憩があり、その間に専用の移動バスで各々ビルケナウに行き、ビルケナウ集合でまた同じグループでツアーが始まります。ビルケナウのツアーもおよそ一時間です。

    また、ビルケナウにはトイレはありませんので必ず休憩中に済ませておくようにしましょう。

    服装/持ち物

    夏・冬共に汚れてもよい履きなれたスニーカーをおすすめします。強制収容所の敷地はとても広くたくさん歩くことになります。サンダルや履きなれない靴、ましてやヒールを履いていくのはおすすめしません。

    また、収容所内の地面はコンクリートで整備されているなどということはなく、全面土です。

    なので雨や雪が降った日は地面がとてもぬかるんでおり、足元や服がとても汚れるので、特に冬に行く場合は服も汚れても良い服、足元は履き慣れた靴・もしくはスノーブーツや雨靴を履いていくとよいでしょう。

    服装に関しては特に冬に行く方は注意が必要です。

    ポーランドの冬は非常に寒く-10度を下回ることも少なくありません。

    防寒対策をしっかりとし、露出を控えた歩きやすい服装を心がけましょう。

    アウシュビッツ・ビルケナウ強制収容所へのアクセス方法

    アウシュビッツ・ビルケナウ強制収容所へはポーランドの古都と呼ばれる都市“クラクフ”からバスで行くのが定番です。

    今回は、クラフクからバスでの行き方を紹介します。

    クラフク中央駅にはバスターミナルが隣接されています。バスターミナルは中央駅に隣接しているショッピングセンターと駅構内をひたすらまっすぐ通り抜けた一番奥にあります。強制収容所へ行くバスもこのバスターミナルから出ています。強制収容所まではおよそ1時間半~2時間かかります。

    強制収容所へ行くバスは“Lajkonik”というバス会社がメジャーです。このバスはほぼ30分に1本ありますのでとても便利です。値段は片道15PLN(約430円)で、バスカウンターでも買えますし車内でも購入可能です(カード使用OK)

    他には本数は減りますがミニバスでも行くことができます。価格は片道12PLNと少し安くなります。私はミニバスで行きました。

    また、1つとても注意しなければいけないことが、行先名です。アウシュビッツという名前はドイツ語名で、ポーランド語では“オフィシエンチム”といいます。アウシュビッツと言って通じないことも多々ありますし、仮に通じても嫌な顔をされることがありますので気を付けてください。

    料金

    普通料金:60PLN(約1752)

    割引料金:55PLN(約1460)←26歳以下の学生対象(国際学生証持参)

    営業時間

    ※1月1日・12月25日・イースターの日曜日は休み

    アウシュビッツ・ビルケナウ強制収容所のオススメ度 (10点満点)

    子連れ・ファミリーのオススメ度 ☆☆  2点

    子供に理解するのには難しい内容や残虐な内容にあふれているためおすすめはしない、しかし一方で同い年の子供たちがこういう目にあったということを伝えるという意味では来ても良いかもしれない。

    カップルのオススメ度 ☆☆☆☆☆☆  6点

    お互いに歴史に興味があり、悲しい忘れてはいけない歴史に目を向けようという気持ちがあるならば来ても良いと思うがそうでない場合はおすすめしない。

    一人旅のオススメ度 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆  10点

    このスポットは一人旅の人に最もおすすめ。一人で行くことによりより深く自分の中で悲しみに浸ることができるし多くのことを考えることができるから。

    グループのオススメ度 ☆☆☆☆☆  5点

    グループによりけりなので5点。面白半分楽しさや盛り上がりを求めているグループには非常におすすめできない観光スポット。

    私のオススメ度 ☆☆☆☆☆☆☆☆ 8点

    第二次世界大戦中ナチスによってどれほどの人がどのような待遇を受けていて、どれだけの人が苦しみ亡くなったのかという忘れてはいけない悲しい過去を学べる重要なスポットである一方、トイレの数の少なさや足場の悪さのマイナスな点もあるから。

    感想/終わりに

    アウシュビッツ・ビルケナウ強制収容所は数多くある強制収容所でも非常に膨大かつ有名な収容所です。過去にどんな悲惨な事が起きたのかを知り、それを二度と繰り返さないようにする、そしてそれを後世に伝えていくというのは私たち現代人の義務だと私は強く思います。

    そのためにも、一度は是非ここに足を運び自分の目で確かめ、自分の足で多くの方が亡くなったあの地を踏みしめて何かを感じてほしいと思います。




  • ハワイの穴場ビーチ!!「天国の海」ラニカイビーチを写真付きで紹介! ハワイの観光スポット

    マレーシアの穴場のリゾート地! マンタナニ島を写真付きで紹介!! マレーシアの観光スポット

    関連記事

    1. ローテンブルクの観光情報を紹介!! ドイツの観光スポット
    2. イーストサイドギャラリー(ベルリンの壁)の観光情報を紹介!! ド…
    3. ドイツ・ベルリンで必ず食べたいおすすめグルメ!
    4. ケルン大聖堂の観光情報を紹介!! ドイツの観光スポット

    おすすめ記事

    1. アメリカの有名な美術館を9館紹介
    2. セブ島のスーパーマーケットで買えるばらまきお土産を紹介!
    3. ディズニー旅行記 上海ディズニーランド カリブの海賊などのアトラクションの見どころを紹介

    カテゴリー

    PAGE TOP