フランス

【2019年度版】パリのこの地域には近づくな!!治安の良い地区・悪い地区

  • 日本でも人気のフランス・パリの治安情報

    数多くの観光都市を備える欧州は、日本人観光客にとっても依然として根強い魅力を備えた地域の1つ。

    今回は、人気旅行先の1つでもあるパリについて、治安の良い場所と治安の悪い場所について掘り下げて詳しくご紹介していきます。

    パリの地区について

    パリの街は、東京23区と比べておよそ6分の1の広さを有しており、全部で20の区分けが施されています。

    それぞれの区は東京のように名称は付けられておらず、1区~20区というあくまでもシンプルな名称でそれぞれわけられています。

    パリの安全な地域

    7区

    7区は20区のうち、最も治安の良い場所として知られています。

    フランス国民や欧州民以外にも、外国人観光客にも治安がよいところとして非常に有名です。

    7区は上級層が居住する高級住宅街が軒を連ねるエリアとなっていることから、治安維持も十分に行っており、パリ市内でも屈指の治安の良さを誇っています。

    7区は行政区でもあり、このエリアにはフランスの行政機関となる外務省や議会、国防省といった施設が充実しているほか、国連のユネスコの本部があります。

    他にも、観光地としても人気のエッフェル塔やオルセー美術館もこの7区に所属しており、ピンとくる方が多いのではないでしょうか?

    11区

    パリ7区と共に治安の良さで定評があるのが11区とよばれるエリア。

    11区はシャンゼリゼ大通りや凱旋門などの観光資源が豊富な地域。

    こちらも高級住宅街と呼ばれる閑静な住宅街が区内の至る所に設置されており、これらの地域はいずれも治安面で優れています。

    日本人観光客の数も多く宿泊施設も多い点などから、このエリアを観光拠点としてフランス観光を楽しむ方も多いほど。

    11区にはエルメスやクロエ、ディオールなど世界的にも有名な高級ブランドの本店が建ち並ぶ地域となっている事から、こうした点でも治安の良さが窺えます。

    5区

    5区は教育機関が多く存在し学生が多くいる区域です。

    観光地としてはパンテオンがこの5区に位置します。

    5区にはセーヌ川も流れており昼下がりに川沿いの散歩をしているお年寄りたちやたくさん。

    学生がパンテオン付近で談笑していたりと、にぎやかながらもゆっくりとした時間が流れていることを感じられるでしょう。

    1区・4区

    1区・4区はシテ・サンルイ島にあたります。

    パリの有名観光地“ノートルダム大聖堂”やノートルダム大聖堂の近くには内装全てがステンドグラスで覆われているとても美しい“サイントチャペル”があります。

    シテ・サンルイ島はパリ市内の中でも家賃が高いとされている地域なので、ホテル・Airbnb等の宿泊先は基本的に値が張るかもしれません。

    ですがその分治安もよく、夜もそれほど危険ではありません。

    フランスの中で特に安全な地域ですので、滞在先にもおすすめの地域になります。

    パリの危険な地域と注意点

    18区

    昨今のパリは世界有数の移民都市としての一面を有しており、少なからずこの移民が多いエリアが総じてパリ市内で治安の悪い地域と見なされています。

    中でも、パリ18区は最も外国人移民が多いエリアの1つであり、特にアフリカ北部などから移り住んだ移民が数多く居住しています。

    地元民はもちろんのこと、日本人がこのエリアに滞在しているだけで非常に目立ってしまうほど。

    結果、日本人を対象とした窃盗や詐欺などの犯罪行為が市内で最も多いエリアとなっていることから、その治安の悪さが窺えます。

    特に、区中心部のエオル公園では、公園の景観を楽しんでいる観光客に対する各種犯罪行為や嫌がらせ行為が蔓延しているので、こうしたエリアへの接近は極力控えるのが無難です。

    一方、18区はその治安の低さからパリ市内でも格安と呼ばれる宿泊施設が数多く設置されており、できるだけ安い費用で観光を楽しみたい日本人の利用者も少なくありません。

    安さに釣られて安易に利用してしまうと思いも寄らぬトラブルに巻き込まれるので、くれぐれもご注意ください。

    20区

    パリ市の最東部に位置する20区は現在、中国系やアラブ系、アフリカ系など様々な人種が居住する移民・難民居住エリアとしての一面を有しています。

    20世紀後半から徐々に増え始めた移民を最も早い段階から取り囲んだエリアで、現地に設けられた中華街はパリを代表する異文化を楽しむことができます。

    ですが、観光資源として人気を獲得する一方で、主に夜間を中心に特定の時間帯にかけて治安が悪化する点が特徴です。

    18区と比べると中国系移民が多いことから日本人観光客が滞在していてもそれほど目立つというわけではありません。

    しかし、人種を問わず全体的に犯罪件数が多いエリアとなっている事から、夜間はもちろん、日中の滞在においても窃盗被害や詐欺被害などの犯罪行為に対する警戒心を十分に有しておく必要があるでしょう。

    中でも、自然豊かな環境として人気が高いベルヴィル公園は現在、地元の不良などがたむろする危険地帯となっていることから、安易な接近は避けるのが無難です。

    北駅周辺・Saint-Denis(サンドニ)周辺

    パリ市内には“chatelet(シャトレ)”、“Montparnasse(モンパルナス)”などという大きな駅があり、“Gare du Nord(北駅)”もそのうちの1つです。

    北駅には複数のメトロ、郊外線のRER、またフランス国内や近隣諸国までを網羅しているSNCFという高速列車も通っているので多くの方がこの駅を利用されるのではないかと思います。

    しかし北駅周辺は移民の方が多くいる地域で、麻薬や性行為の勧誘をしている方たちが路上にたくさんいます。

    また、パリ市内は全般的にスリ・盗難が多くありますが、特に北駅構内や周辺では他の地域よりも多発しており特に注意が必要です。

    どうしてもどこかへ行くのに北駅を利用しなければいけない場合は仕方ありませんが、そうでない限りはむやみに北駅周辺を散策するようなことはやめておきましょう。

    宿泊先も北駅周辺にとるのはやめておくのがベターです。

    北駅周辺以外にも危険な地域がいくつかありますが、その代表例として挙げられるのが、Saint-Denis(サンドニ)という地域です。

    Saint-Denis(サンドニ)は北駅の少し北側に位置しております。

    パリ市内ではなく郊外にあたりますが、メトロも通っており、気づかぬうちに降りてしまう可能性もありますので注意が必要です。

    特に、パリの人気観光地であるモンマルトルの丘にあるサクレクールは、北駅からもSaint-Denis(サンドニ)からも近いので電車に乗る際には駅名をしっかりと確認しましょう。

    間違った電車や電車の方向に乗って危険な地域に行かないように注意が必要です。

    また、Saint-Denisを含む危険な地域一体“9-3”と呼ばれる地域があり、これらの地域にはSaint-Denisを筆頭に“Aubervilliers”、“Bobigny”、“Rosny-sous-Bois(メトロ9番線の終わりの5駅ほど)”という地域も含まれております。

    幸いにもこれらの地域には、有名な観光スポット等は特にないので行くことはないかと思いますが、治安が悪い代わりにこれらの地域では安く宿泊先を提供している場所があります。

    特にホテル等は市内に集中しているので少ないですが、近年人気の民泊システム“Airbnb”はこれらの危険な地域でもたくさんあります。

    かつ安い値段で提供している事がとても多いので部屋の写真等だけでは決めずに、予約をする前に地図でしっかり場所を確認することが必須です。

    スリ対策・服装の注意点

    パリはスリ・盗難多い

    パリは全般的にあまり治安が良くなくスリ・盗難が多いことで有名です。

    上記のようにさらに危険な地域ではなおさらです。

    特に日本人の方は狙われやすく、車内や駅構内のスリ・盗難注意のアナウンスは日本語でもなされているほどです。

    スリ・盗難は対策をしていたからといって100%盗られないという事はありませんが、事前に対策をして可能性を低めることは可能です。

    持ち物

    まずは持ち物です。

    日本では特に女性の方はハンドバックを肩にかけず手に持つだけの人を多く見かけますが、これが一番危険です。

    手に持っているだけでは少しの力で簡単に奪われてしまいます。

    ハンドバックを持っていきたい場合は必ず現地では常に肩に掛けるようにしましょう。

    どのバックの形態でもそうですが必ずチャック付きのバックにしましょう。

    それに加え、チャックの引手を手前に持ってくるようにし、バックの前端をしっかり手でつかむようにバックを持てば盗られる確率は格段に減ります。

    現地の女性でハンドバックを持っている方も基本皆さんこのように持っています。

    またブランド品を持ってくるのは控えた方が良いでしょう。

    盗む人たちは持っているバックが高級なものかどうかも一目で分かります。

    リュックについては、混んでいる場所や危険な場所では前に抱えるように持った方が良いですが、そうでない場合は後ろに普通に背負っていても問題はありません。

    貴重品は必ずバックの底にしまうのを忘れないようにしましょう。

    また、男性の方で日本ではジーンズの後ろポケットに財布を入れている人がたまにいますが、パリに限らず海外でも財布を後ろにいれていると危険な地域でなくてもほぼ確実に盗られると思って良いでしょう。

    服装

    次は服装についてです。

    服装に関しては特に女性の方に注意が必要です。

    フランスに限らず基本的に海外では日本人=お金持ちというイメージが流布しています。

    また日本人の服装は欧州・米国と比べて違うので、日本でしている服装と全く同じ服装をしているとスリ・盗難にあう確率は格段に高くなります。

    特に女性の場合強姦にあう確率が格段に上がりますので、現地に行く際はおしゃれよりも危険な目に合わない事を優先して服装選びをする事をお勧めします。

    ヒール・ミニスカートは避けましょう。

    パリに限らず海外ではスカートをはいている人はとても少なく、基本的に女性はジーンズを履いています。

    ヒールは旅行中の長時間歩きやヨーロッパの石畳を歩くのにはとても不便です。

    万が一の事があって逃げる・追いかける際にとても不便になるので避けた方が良いでしょう。

    また、現地(特に危険な地域)では早歩きを心がけましょう。

    のんびり歩いているとそれだけ隙があり、襲われたりスリ・盗難にあう確率が高くなります。

    その他の注意点

    フランス・パリではデモがかなりの頻度で行われます。

    観光に行く前に事前にデモが行われていないか、もし行われていたら毎週何曜日に行われるか、を調べて行くことをオススメします。

    デモの関係で周辺のいくつかの駅は閉まることがありますので、注意して行ってください。

    また不要にデモに近づいたりするのはやめましょう、怪我をしたり最悪の場合、死に至る可能性もあります。

    以上の注意点を守って快適なフランス旅行をお楽しみください。

    極力夜には出歩かない、上記に記載した危険な地域には近づかないと言った最低限の自己防衛は心がけましょう。

    終わりに

    観光都市としてのイメージや魅力の高さだけでなく、最近ではLCCの普及などによる渡航費用の安さなどから再注目されるパリの街。

    魅力的な観光資源が豊富で日本人として良いイメージばかりが先行しがちなパリですが、パリ市内には政治的、文化的など様々な理由から治安の良さと悪さが混在しています。

    場所によっては危険な行為の被害者となる可能性も否定できません。

    せっかく観光を通じて訪れるからこそ良い思い出だけで滞在したいパリ観光。

    治安の良い場所と悪い場所を事前情報として入念に下調べてしておくことで、パリ観光をより快適に過ごせること間違いありません。




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