目次


タナロット寺院について

タナロット寺院の由来
タナロット寺院は、バリ島中部タバナン県の海沿いにあるバリの六大寺院の一つ
16世紀、偶然この地に訪れていたジャワの高僧ダン・ヒャン・ニラルタが、蛇から村を守るように村人に蛇の守護神を祀る寺院を建てるよう勧めたことが発祥と言われています。
タナロットの名前の由来は、土地(タナ)、浮かぶ(ロット)からきていて、由来の通り満潮時にはお寺のまわりに潮が満ち、海に浮かんだように見えます。
干潮時には、お寺の下にある洞窟の中の、聖なる水が湧き出ているスポットまで行ってお参りすることができますが、上にある寺院の中にはヒンズー教徒しかはいることはできません。
お寺の向かい側の小さな洞窟には守護神の蛇がおり、お賽銭をあげると見学することできます。
バトゥボロン寺院
タナロット寺院より北側に遊歩道に沿って歩いていくと、バトゥボロン寺院というお寺もあります。
壊れた岩という意味の、その名の通り穴があいた岩の上に建っています。
タナロット寺院から遊歩道が続いていますので、時間に余裕のある方は足を伸ばしては?
こちらの景色も絶景ですので、是非足を運んで見てください。

夕日
タナロット寺院もウルワツ寺院などの他に寺院同様夕日が有名です。
断崖絶壁から見るダイナミックなウルワツ寺院の夕日とは違い、タナロット寺院の背を沈んでいく夕日は情緒溢れて、また違った楽しみ方があります。

周辺の売店
タナロット寺院の参道にはお土産屋や食事ができる店が並んでいます。
サンセットまでの時間待ちなら、お寺の向かい側の少し上ったところにも休憩所という感じのカフェがオススメです。
オープンなカフェで目前にタナロット寺院を見ながら、食事を楽しむことができます。
注意点
トイレの場所
入場料をはらってバリ式の門をくぐったところにトイレがあります。
そのほかにもいくつかトイレはありますが、その最初のトイレが割ときれいな方なのでこちらを利用することをオススメします。
ただし、バリのトイレは有料なため、お金の用意は忘れずに。
※2,000ルピア程度
服装/持ち物
服装
ウルワツ寺院などと違ってタナロット寺院に服装のルールはないため、自由な格好でOK。
半袖や短パンの方が多かったですが、神聖な場所のため常識的な格好で行きましょう。
持ち物
歩きやすい靴
タナロット寺院まで参道を少し歩くため、歩きやすい靴がオススメです。
ビーチサンダル/タオル
干潮のときでも、タナロット寺院に近づくと足元が濡れるため、参拝したい方はビーチサンダルとタオルを持参しましょう。
ポケットティッシュ
トイレにはティッシュがないところも多いのでティッシュは必ず持参
アクセス方法
車やタクシーがオススメ
空港から約2時間弱
ツアーに入るか、車チャーターで行くことをお勧めします。
タクシーで行っても待たせておかないと、帰りにタクシーを捕まえるのは至難の業
もしタクシーをつかまえても高い料金を言われること間違いなしです。
夕方は得に渋滞になりますので、時間は余裕を持って行ったほうがいいでしょう。
※ウルワツ寺院にいく公共のバスなどの交通機関はないため、車でしかいけません
入場料
60,000 ルピア
聖なる水の湧き出るポイント、聖なる蛇のいるポイントでは入場料とは別にお賽銭が必要です。
営業時間
07:00-19:00
滞在時間
1時間程度
タナロット寺院のオススメ度 (10満点)
子連れ ☆☆☆☆☆☆☆☆ 8点
私が行った時は子供連れの方も多く、一緒にお参りをしていました。
ただ、空港から少し遠いので子供が我慢できるか心配。
ファミリー ☆☆☆☆☆☆☆☆ 8点
景色が絶景なので、是非ファミリーで楽しんで下さい。
カップル ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 10点
サンセットの景色は二人の思いでに絶対残るはず。
一人旅 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9点
車をチャーターしたりしないといけないので、一人だと割高になります。
昼間でも幻想的で、明るい内に行くのもオススメです。
グループ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9点
グループですと、少しくらい遠くてもおしゃべりをしたら一瞬でついちゃいます。
みんなで見ると一生の思い出になるはず。
個人的評価 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 10点
思い出に残る絶景でした。
空港から少し遠くて疲れましたが、夕日を見たら疲れも一瞬で吹っ飛びました(笑)
感想/終わりに
インド洋という大海に浮かぶように見えるウルワツ寺院はユニークで一見の価値ありです。
干潮のときにしか行けない聖なる水の湧き出るポイントもあるので、干潮だからといってがっかりすることはないです。
ぜひポイントにいって聖水を飲んだり、顔につけたりしましょう。
お坊さんがいて、頭に聖水をふりかけてくれ、最後に額にお米を付けてくれました。
神様にお参りしたという印だそうです。
そのお米は自然にとれるまで拭き取らないのがバリ流です。