韓国といえば、美味しいグルメに流行りのコスメ!
若い女性にとても人気の旅行先ですよね。
一番近い外国として週末にサクッと行けるのも大変魅力的♪
そんな韓国でも初めて訪れる場合、知っておきたいのがトイレ事情。
ここでは、初めてでも旅行が楽しめるよう韓国のトイレ事情についておさえておくべきポイントをご紹介します!
目次


トイレットペーパーを便器に流しちゃいけない!?

まず昔からよく言われているのが「韓国ではトイレットペーパーは便器に流しちゃいけない!?」説です。
これは韓国旅行のガイドブックには必ず書かれている常識だったのですが、最近事情が変わってきています。
以前は下水システムが整っておらず、トイレットペーパーを流すと詰まってしまう危険がありました。
トイレットペーパーも水に溶けないものを利用しているところがほとんどでした。
しかし今ではソウルや釜山などの都市部ではほぼ下水システムも整っており、トイレットペーパーも水溶性の高いものを使用しています。
「トイレットペーパーは便器に流してください!」と張り紙をするところが増えてくるほど。
以前と全く逆のことを言われると、少し混乱してしまいますよね・・・?
トイレットペーパーを流してよいかどうか

それでは韓国でトイレを利用する際どうやって「このトイレはトイレットペーパーを流せるか?流せないか?」を判断するのでしょうか?
コレは簡単で個室の中にゴミ箱が設置されているかどうかをチェックしてみてください。
個室の中に大きなゴミ箱が設置されていると衛生面でもよくない、ということで、政府主導で個室内のゴミ箱を撤去するよう働きかけているようです。
もし個室に大きなゴミ箱がまだ設置されている場合はトイレットペーパーを流すとつまってしまうかもしれないので、そのときはゴミ箱に捨てるようにしましょう。
オフィスビルに入っているカフェや飲食店などでは今でも「トイレットペーパーを流すとつまってしまうのでやめてください!」と張り紙がされているところもあるので要注意です。
トイレットペーパーが個室にない!?

韓国のトイレで「トイレットペーパーを流すかどうか」問題よりもさらに深刻なのが、「トイレットペーパーが個室にない!?」問題なんです。
ファッションビルやカフェチェーン店のトイレに入る際は手洗い場の近くに大きなトイレットペーパーが設置されていないかどうかチェックしてみてください。
場所によっては個室ではなく手洗い場にトイレットペーパーがあり、自分で使う分切り取ってから個室に入るシステムになっているんです。
それを知らずに個室に入って用を足してしまうと悲惨なことになります。(笑)個室に入る前には必ずチェックしてみましょう。
もちろん、本来なら個室内にトイレットペーパーがセットされているはずが補充されておらず使えない・・・ということも度々起こりえますので、日本から水に流せるティッシュを持参して持ち歩くのも得策です!
備えあれば憂いナシ!水に流せるティッシュは100円ショップでも気軽に購入できるので、いくつか用意しておくといいですね。
韓国のトイレは外からロックが

日本と違う事情として、トイレに入る際にカギや暗証番号が必要な場合があります。
これはカフェチェーンやファストフード店などでトイレの利用者を顧客に制限するために鍵をかけているんです。
つまりトイレを利用したい人は、レジにいる店員に「トイレを利用したいので鍵を貸してください」と声をかけるか、暗証番号式ロックの場合は「トイレの暗唱番号を教えてください」と確認する必要があります。
暗証番号式の場合はたいていレシートの下のほうに番号が書かれていたり、レジ前に番号が張り出されていたりします。
前に入った人一向に出てこない・・・なんてときは単にトイレに鍵がかけられているだけかもしれません。
数回ノックをして反応がなければ、「トイレを利用したいのですが・・・」と店員さんに声をかけてみるといいでしょう。
そもそもトイレがない

韓国での飲み歩きを楽しみにしている方は要注意!なのですが、韓国では古い建物に入っている居酒屋や食堂では店内もしくはビル内にトイレがない場合も多々あります。
店員にトイレに行きたいと告げると「向かいの店舗や隣のオフィスビルのトイレを利用するように」と言われることがあるのです。
お酒を飲むとトイレが近くなるのにその度に向かいのビルへ用を足しに・・・となるとかなり面倒ですよね。
冬に氷点下にもなる韓国ではトイレの度にアウターを着込む必要があり、ガチガチ震えながらいくことになります。
女性は夜間に人気のないオフィスビルのトイレに入るのは危険も伴います。
必ずだれかに同行してもらってトイレを利用するようにしてくださいね。
できれば食事をするお店を選ぶ際に「店舗内のトイレが利用できるかどうか」もチェックして選ぶと安心して美味しい食事が楽しめます♪
安全なトイレ

最も安心して利用できるトイレはデパートや免税店、もしくはホテルのトイレです。
日本と変わらないほど掃除が行き届いていますし、トイレットペーパーも個室内にセットされています。
各ホテルロビーのトイレも基本的に宿泊客以外にも開放されていますので、街中でホテルを見かけたら利用して問題ありません。
他にも主要駅の構内にも必ずトイレがあり、トイレットペーパーも水に流すことができます。
逆に街のいたるところにあるコンビニエンスストアは店内にトイレがない場合が多く、あっても従業員専用でお客さんは利用できません。
終わりに
今回は韓国のトイレ事情についてご紹介しました。
日本と違って注意するポイントが多いので、近くに利用できそうなトイレがあるときはなるべく事前に行っておくことがベストです。
特に高齢の家族やお子様連れで旅行に行かれる際は、目的地のデパートやホテルの場所をチェックしておくといいでしょう。
水に流せるティッシュも忘れずに持参してくださいね!(笑)