

カリフォルニアの治安事情
カリフォルニアといえば、海、ビーチ、陽気、開放的、ロサンゼルス、最先端の技術などが浮かぶ人も多いと思います。
さらに、海外の旅行先としても日本人のみならずヨーロッパ、さらに他の州のアメリカ人からも人気のスポット。
そんなカリフォルニアの治安はどうなのかとこれからカリフォルニアに旅行のプランを立てている人にお届けしていきます。
まずは、カリフォルニアの中でも比較的治安のいい地域について紹介していきます。
治安が良い場所
サンディエゴ

サンディエゴはアメリカ内でも比較的治安が良いと評判な地域。
私もサンディエゴに留学経験があるのですが、自分自身はもちろんのこと友人にも何か恐怖を感じるということは特別ありませんでした。
大学で課題やらをしていて、夜の11時や12時に帰宅するということも頻繁にあったのですが、大学から自宅の最寄りのバス停までぎりぎりその時間帯でもバスが運行しており、その時間によく帰宅していました。
バス内でも特別変なこと起こさない限りは大丈夫です。
ただ、バスやトロリーは低所得者も乗るため、ホームレスの人や少しキマっている感じの人も少なからずいます。
基本話しかけられないのですが、もし話しかけられたら無視するか、英語が理解できないといってやり過ごすのが一番です。
一度かまってしまうと、やたらと絡んでくることが多いので、Noとはっきりと言うのはもちろんのこと、無視するのが一番です。
私自身も、ホームレスの人にタバコくれやら、酒くれ、ウィードくれ散々言われましたが、ほとんどを無視、英語わからない、そもそも君の言っていることが理解できない等などと言ってやり過ごしました。
ただ、比較的治安のいいと言われるサンディエゴでも、ダウンタウンにある12th&Imperial Transit Center駅に近くはかなり怪しい人たちが群がっています。
この駅はグリーンライン、ブルーライン、オレンジラインとサンディエゴを網羅しているトロリーの乗り換えの駅なのでよく使っていたのですが、奇声をあげている人や喧嘩をしている人を良く見かけたのでこの駅を利用する際は気を引き締める必要があります。
オーシャンサイド

こちらも比較的カリフォルニアの南側でサンディエゴと近く、私自身もビーチやそちらの地域に住んでいる友人に会いに行ったりしたのですが、こちらも穏やかでした。
海やビーチ沿いにある地域でこちらはトロリーはないのですがバスが比較的遅い時間まで運行しており、夜にオーシャンサイドからサンディエゴに帰ることもよくしていました。
ビーチも割と人がいて、スリなどの盗難もしっかりと気を付けていれば大丈夫だと思われます。
サンディエゴと比べると少しカントリーな雰囲気なので正直夜に出歩いているような人はあまり見かけませんでした。
治安が良くてもそこはアメリカ。一人で出歩くことはしないのが鉄則。
どうしても言うときはUberやLyftなどを使うのがおススメです。
実際、アメリカ人も夜にバーや呑みに行く際にはそれらのサービスを使って、なるべく一人で歩かないようにしています。
続いてにカリフォルニアで特に気を付けたい地域をご紹介。
治安の悪い地域
LAのダウンタウン

LAのダウンタウンは、やはりというか危険度はサンディエゴなどに比べると上がります。
どちらかというと、アメリカではその都市のカントリーサイドよりダウンタウンのほうが危ないという傾向にある気がします。LAも例外ではありません。
LAのほうには、三回ほど一週間の期間で行ったのですが、ダウンタウンのホームレスの数はかなり深刻なものだと思われます。
ホームレス問題はニューヨークもなかなかのものだとは思いますが、LAも負けて劣らず。
LAにいた際には、なるべく軽装で出歩き、観光客感を出さずに地元を意識して歩いていました。
もちろん話しかけられる数は多く、声を掛けられて無視した後も後ろを振り返って付いてきてないか、変な行動を起こしていないかなど確認していました。
ただ、おおげさにきょろきょろしているのもそれはそれで怪しまれるので、さりげなく。
後、一度踏み入れたことがあるのですが、ダウンタウンの中の一つ大通りを抜けたところの危険度がかなり高かったです。
いかにも、スラム街という感じでした。
しかし、建物が明らかに古かったり、さびれていたり、道路にひびが入っていたりと外見で判断できる場合もあるのでその場合は絶対に近寄らないほうが良いです。というか、寄せ付けないオーラみたなのを放っています。
コンプトン

コンプトンは建物や道路などのインフラが行き届いていない箇所があり、危険な雰囲気は満載。
犯罪率がアメリカで最も高い地域の一つであり、ギャング犯罪が多く、殺人率はアメリカで一番高い地域と言われています。
この地域は、アフリカン・アメリカンとヒスパニック系が大半を占めている地域のためそれらの文化の色が強いです。
よく言われる、「赤信号でも止まるな」の地域。
それほどやばい地域ですので、旅行にいった際はコンプトンはできるだけ、避けるルートで観光しましょう!
その他の注意点
治安が良いと言われている地域でも、基本的に周囲に注意し、財布なども前ポケットに入れておく、荷物はたくさんもたない等の意識はしておきましょう。
日本にいるときと同じ感覚で生活しないことが一番大事です。
終わりに
これから、カリフォルニアに旅行、出張、留学を控えている人は危険な地域を把握しているだけでもだいぶ変わっていきます。
また、交通機関もよっぽどでない限りUber、Lyftなどのサービスを使うことをお勧めします。
是非、これらを参考にプラン等を立てていただけると幸いです。