ルーマニア

吸血鬼ドラキュラ城!ブラン城の観光情報を紹介!!ルーマニアの観光スポット

  • ブラン城について

    ブラン城とは

    ブラン城とは、ルーマニアの南部・トランシルヴァニア地方のブラショヴ県南部の山中に位置する古城。歴史的・建築学的な遺跡でもあります。

    ブラン城の見どころ

    吸血鬼ドラキュラは本当にいた?!

    吸血鬼の代名詞「ドラキュラ伯爵」、このモデルとなったのが、かつてこの地域を治めていたワラキア公「ヴラド・ツェペシュ」です。

    ヴラド・ツェペシュの肖像画

    かつてワラキア(現在のルーマニア・トランシルヴァニア地方の一部)にオスマントルコの大軍が攻め入った際、オスマンからの降伏の使者を「生きたまま串刺し」にして軍門に晒したことから「ドラキュラ公」や「串刺し公」と呼ばれていました。

    串刺しをイメージした城内のポップ

    その残虐性は後々ワラキアと敵対していた国により広められ、やがて19世紀のアイルランドの作家が、これらから着想を受けて記したのが怪奇小説「吸血鬼ドラキュラ」。

    ただ、故郷ワラキアにおいて「ヴラド・ツェペシュ」は、オスマンの大軍から国を守った英雄として尊崇されています。

    残虐な吸血鬼か?はたまた、民を救った英雄か?

    ブラン城

    いろいろな側面を見せ、私の興味を大きくかき立てるヴラド。

    その居城とされていたのが、この「ブラン城」です。

    ブラン城

    ルーマニア中部の大都市ブラショフ郊外の山中に、ひっそりと建つ、典型的中世の城塞。

    ブラン城は本来、ワラキア地方を拠点に活躍していたドイツ系の商人達が、オスマントルコからの侵攻に備えて建設したもので、その後、何人か主を変えながら、1407年にワラキア公の居城となりました。

    そして最後の所有者となったのが、「ドラキュラ公」である「ヴラド・ツェペシュ」、ではなくそのお父さん「ヴラド・ドラクル」。

    ドラクルの存命中にブラン城を他の君主に城を譲渡しているため、実はヴラド=ツェペシュはブラン城に住んでいたわけではなく、それどころかブラン城に近づいたこともないとされています。

    ドラキュラ公(ヴラド=ツェペシュ)の居城はポエナリ城という城で、ブラン城から車で2時間くらいの所にありますが、こちらは山を1500段程の階段で上らなければならない山城です。

    しかも中世の防衛拠点の作りのままなので、見た目の優美さがない上、見た目はまんま「砦」。

    対してブラン城は、「ヴラド・ドラクル」が明け渡した後も、他の君主によって受け継がれその都度改修、特に20世紀にルーマニア王家による大改修を受けて、中世の堅牢な雰囲気に近世の優美さを合わせた、美しい城となっています。

    見た目の雰囲気やアクセスの良さなど、観光地としてのキャッチーさから、こちらが「ドラキュラの城」と言うことになっているのだそうです。

    ブラン城の内部

    ブラン城の内部には、王家からルーマニア政府に権利が引き継がれてのちは、博物館として、地域の歴史や生活、領主の収蔵品などが綺麗に展示されています。

    王の執務室や、王妃の控え室。中世の槍や剣などの武器の展示。

    展示品の武器

    そうした歴史的遺産を眺めるだけでも、歴史ファンにはたまりません。

    しかし、そんな歴史好き以外でもきっと楽しめるのが、ブラン城の作りです。

    山中に築かれたこぢんまりとしたブラン城。

    狭い通路

    通路は狭いし(他の観光客とすれ違えない)、階段の途中に突然部屋があるし、部屋と部屋を渡す通路がなんだかおかしい。

    迷路のような階層構造

    山体を削った洞窟部分と、木造建築分が入り組んでいるのでこのようになってしまったのだろうが、一言で言えば「迷路」。

    順路通りに歩いているはずなのに、さっき見た部屋に出てしまったり、いつの間にか逆走していて、他の観光客に煙たい顔されたりと、童心に帰ったような探検気分で楽しい気持ちになってきます。

    迷いに迷い、城の中庭を見下ろすバルコニーに出れば、そこには中世さながらの景色が目に止まります。

    城の外を臨む部屋に出れば、緑豊かなトランシルヴァニアの美しい風景。

    歴史に詳しくなくても、例え「吸血鬼ドラキュラ」を読んだことが無くても、誰にでも楽しめる名城が、このブラン城なのです。

    城下村

    ブラン城の「城下」にはお土産屋が立ち並ぶ一角があります。

    城内にもお土産屋があって、こちらは「ヴラド」グッズ、例えばTシャツやキーホルダーなどヴラドをフィーチャーした典型的お土産が並ぶ5,6軒のスペース。

    ヴラドグッズ関係は、場内のみにしか売っていない商品もあるため、注意が必要です。(城内から出ると入るにはもう一度入場料が必要)

    一方「城下」は、数十軒(ひょっとしたら100くらいあるのかも)の土産物屋が、まるで中世の雑然とした市のように広がっています。

    こちらは素朴な土鍋や陶器、レース編み、毛皮の帽子、木工細工、ハチミツ、チーズなど、トランシルヴァニアの特産物が所狭しと並んでいます。

    また、木製の剣や弓矢など、ヨーロパの城下ではよく売っているオモチャや、茹でたトウモロコシなどの食べ物も売っていたり、突然音楽がなり始めるや民族舞踊が路上で始まったりと、ちょっとしたカオスがこれまた楽しい。

    ここを散策して、トウモロコシを片手に使い方もよく分からない木製品などを手に取ってみているうちに、時間がたつのも忘れてしまいます。

    そんな良い雰囲気がブラン城の「城下村」。

    注意点

    見どころでも書いたように、岩盤の上に木造で建築しているので建築下部の岩部分は通路が狭く、階段だと勾配が急です。

    他の人との接触や転倒に注意。お子さん連れの場合は、しっかり手を握って転ばないように注意して下さい。

    さらにこうした通路は天井が低い所も。

    特に「通路から部屋に入る部分」は低くなっており、頭をぶつけないように気を付けて下さい。

    ブラン城内部のトイレは改装したばかりで凄く綺麗。

    「城下」には休憩所のような所もあり、ここではトイレは使えます。

    「城下」でショッピングを楽しむ際は、雑然としているので一つの物に夢中になって、他の物を壊さないように注意(平気な顔して、土鍋などを重ねて陳列している)。

    自動車で来訪の場合は、周辺に有料駐車場(一時間5レイ程度)がたくさんあるので、自転車での訪問も可能です。

    公共機関で来る場合は、ブラショフからバスが出てています。(片道1時間弱)

    入場料・営業時間

    入場料

    ブラン城内の入場料は40レイ。65歳以上は半額。

    営業時間

    毎日9:00から18:00開場

    (冬季は16:00まで。但し月曜日だけ12:00オープン。注意)

    ブラン城のオススメ度

    わたしのオススメ度 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9点/10点

    ルーマニアに来てブラン城見ないという選択はないくらいの名城。

    見た目もフォトジェニックなら、中は歴史的にもアミューズメント的にも楽しい。

    ヴラドを知らない人に語る際の「実はね」話にも事欠かない話題力は十分です。

    ルーマニアには、他にも保存状態の良い城は多いけど、やっぱりマニアック感が強すぎるので、

    ブラン城の「ちょうど良さ」が、様々な趣味趣向の人々を引きつけるオススメポイントなのではないでしょうか




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