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アメリカ自然史博物館について

アメリカ自然史博物館とは
ニューヨークのウエストサイドにある1869年創設のそれこそ歴史ある博物館です。
アメリカの歴史や自然のみならず、世界各国の展示も行われていて、子供だけではなく大人も楽しめる博物館の1つです。
特に自然や歴史に興味のない人にも、楽しめる作りになっていますので、一人旅でも家族旅行でもぜひ言ってほしい博物館です。
さらに、あの有名な映画「ナイトミュージアム」の舞台となった博物館でもあります。
アメリカ自然史博物館の見どころ
博物館として

その名の通り、アメリカの歴史や自然を研究展示している博物館です。
近くにあるメトロポリタン美術館があまりに有名なので、こちらは見落とされがちですが、一見の価値のある博物館です。
今は滅んでしまった野生の動物たちにも、この博物館では会うことが出来ます。
世界各国の、代表的な国のアウトラインの展示もありますが、これがあまりに的外れというか時代遅れなので、逆に笑ってしまうこと請け合いです。
普通のアメリカ人が、日本人や日本をどう見ているのかも、何となく理解できてしまいます。
このあたり、いい加減に作り変えをして欲しいところですね。
巨大な博物館で規模が違う
普通の日本の博物館に比べて、何しろ大きいのが特徴です。
とは言え、メトロポリタンに比べるとそれなりに小さめなので、1日で全部見て回ることも可能です。
チケットの購入ラインが恐ろしく混雑していても、中に入ってみると人気が少なくも感じます。
いかに大きな博物館か、それだけでの実感できます。おかげでゆっくりと展示物を鑑賞できますし、ベンチで休憩することも可能です。
入り口の恐竜の化石
勿論内部でゆっくりと自然史を楽しむことも出来ますが、まず入り口での恐竜のお出迎えで度肝を抜かれます。

恐竜の骨格標本が、入り口ロビーに陣取っているのです。お子さんならここで釘付けになってしまいますね。
チケット購入ラインが長くても、この恐竜を見ているとチケット待ちの行列など短い時間、あっという間という感じがしますね。
地球自体の長い歴史を、入り口ですでに感じさせてくれるのです。
勿論博物館内部の展示にも、恐竜の部屋がありますので、恐竜ファンはそこでも大いに楽しめるというわけです。
海の生き物の展示や宇宙も
自然史というと何となく、陸の生き物と自然という感覚がしますが、この博物館には海の生き物の展示もされています。
コーナーに入ってまず驚くのは、巨大なクジラが宙に浮いている姿です。

このコーナーは明かりも抑えてあって幻想的な雰囲気なので、ベンチでゆったりと鑑賞する人が多かったです。
またこの博物館には、ヘイデン・プラネタリウムという施設もあります。
宇宙の神秘もまた、味わうことが出来るのです。
4階の恐竜
入り口の恐竜の化石とは別に、4階にも恐竜の化石が展示されています。
入り口には一つしか恐竜が展示されていませんが、4階にはT・レックスを始め、様々な恐竜の化石が展示されています。
4階がアメリカ自然博物館の最大の目玉になっているので、アメリカ自然博物館に訪れた際には、是非4階を見学して行って下さい。




注意点

かなり安全になったニューヨークですが、それでも貴重品は手元に置いておきたいですね。
大きな荷物や冬のコートは、クロークで無料で預かってくれますが、貴重品は手元にしっかり置いて下さい。
また館内の証明が抑えめなので、周囲への注意や、お子さんの迷子にも注意して下さい。
服装/持ち物

広い館内ですし、入り口でチケットのための行列を作ることもあります。動きやすい服装で、歩きやすい靴がおすすめです。
かなり歩き回ることになるので、荷物は小さめにして下さい。
もしどうしても大きな荷物、バックパックとかがあるならクロークに預けてしまいましょう。
アメリカ自然史博物館への行き方

ニューヨーク・マンハッタンの81丁目8番街に面しています。
最も面倒がないのは、ニューヨーク市の地下鉄ライン、I、N、Dいずれかで自然歴史博物館駅で下車です。
この駅からは博物館まで連絡通路が通っています。
営業時間
アメリカのこういった施設によくあることですが、営業の時間については日によって違いがあります。
10時から午後5時45分が一般的なオープン時間ですが、日によってクローズの時間が違ったりします。
週末は遅くまでやっていることもあるので、HPなどで確認して下さい。
入場料
普通の入場料は、大人23ドル、2歳から12歳までの子供13ドル、シニアと学生は18ドルになっています。
アメリカ自然史博物館のオススメ度

わたしのオススメ度 ☆☆☆☆☆☆☆☆ 8点/10点
正直なところ見ごたえもあるし、ゆっくりと鑑賞できるのでもっと点を上げたいのですが、世界各国の情報が古すぎるのが減点の理由です。
もっとこまめに展示や情報の刷新をして欲しいですね。
子連れの旅行の場合、展示品への興味がお子さんは大きいいので、楽しめること請け合いです。
ただ親は、迷子などかなり気を使うので、その点が少し気がかり。
ファミリーでの訪問なら、お子さんが小さすぎなければそれぞれの興味で動けるので、オススメです。
待ち合わせ場所の確認を、忘れないようにして下さい。
終わりに
巨大な博物館ですし、脚が強くないとかなりきついということもあります。
ただし欧米の美術館や博物館の場合、スペースがしっかりと確保されているので、休憩場所には事欠きません。
疲れたら展示品を見ながら、ベンチで休憩もできます。
実際にこうした分野に興味のない人でも楽しめる博物館ですが、ここを見たのがきっかけで、アメリカ史とか自然史に興味を持ってもらえたら嬉しいですね。
まあ恐竜の骨格標本だけでも、見る価値はあると断言したいのも事実です。