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ゼンティス山について

ゼンティス山とは
ゼンティス山とは、あまり日本人には知られていないスイス連邦にそびえる山です。
多くの人が知るユングフラウヨッホやマッターホルンと異なり、スイスやヨーロッパ近隣諸国の観光客が訪れる、知る人ぞ知る山です。
標高2,500mから見るスイス・ドイツ・リヒテンシュタイン・オーストリア・イタリア・フランスの景色は、前の2つの山にも引きを劣らない絶景を誇ります!
また、あまりメジャーでないが故に観光客は他の山と比べるとそこまで多くなく、ゆっくり自分のペースで素晴らしい山からの景色に浸ることができます。
ゼンティス山の見どころ
ケーブルカーで山頂へ
頂上へはケーブルカーか登山道で向かうことができます。

ケーブルカーは随時運行していますので、特に時刻表を気にする必要はありません。
登山道はいくつかルートがありますが、一番短いもので3.5時間ほどかかりますので十分な装備が必要です。
頂上からの絶景
頂上にはユングフラウヨッホと同じように、建物があります。
そこには外に出て景色を楽しめるデッキやレストランがあり、スイスの料理・飲み物、もちろんビールも目の前に広がる絶景を見ながら堪能することができます。

注意点

標高2,500mを誇る山ですので、夏でも頂上の天気は寒いことがあります。
ジャケットを持参するなど、防寒対策をしっかりと行ってください。
またせっかくのスイス旅行で、できるだけ多くの場所に訪れたい気持ちは分かりますが、ゼンティス山へアクセスで時間がかかります。
この絶景を時間に捕らわれず満足するまで楽しんでいただきたいので、タイトなスケジュールにしないことをお勧めします。
服装/持ち物

ゼンティス山は夏場でも、山頂はそこそこ寒いので、ジャケットや羽織るものなども持っていくと良いでしょう。
冬場などは防寒対策はしっかりと行ってください。
ゼンティス山へのアクセス方法
ゼンティス山はスイス連邦・アッペンツェル州に位置しています。
ゼンティス山へ向かう途中にはアッペンツェル等の古き良きスイスの街/村があり、そこにある風景や人との交流、食べ物もスイス旅行の中で素晴らしい経験になると思います。
チューリッヒ国際空港から
スイス国鉄(SBB)でGossau SGまでICで向かい、そこからS23(電車)でUrnäschに行く。
UrnäschからSchwägalp行きの黄色いPostbus(バス)に乗車しSchwägalpまで。
Schwägalpはゼンティス山の麓でそこからケーブルカーで頂上に行けます。
時間があればおすすめのルート
チューリッヒ国際空港からSBBでSt.Gallenまで向かい、そこからAppenzeller Bahnen(電車)でAppenzelまで向かいます。
そこは昔ながらのスイスの街が広がっており、乗り換え時間をここで過ごすことをお勧めします。
また、クセはだいぶ強いですがAppenzeller Käse(アッペンツェルのご当地チーズ)はスイスらしいチーズでお土産で日本に持って帰るのもよいと思います。
AppenzelからUrnäschまでAppenzeller Bahnenで向かい、バスでSchwägalpへ行くことができます。
営業時間(ケーブルカー)
1月1日-1月13日
月〜日 8:30-17:00
1月14日-2月1日
メンテナンスのため運休
2月2日-5月17日
月〜金 8:30-17:00
土日 8:00-17:00
5月18日-10月20日
月〜金 7:30-18:00
土日 7:30-18:30
10月21日-12月31日
月〜日 8:30-17:00
料金
ケーブルカー往復
大人:54CHF
学生:30CHF(要国際学生証)
子供:27CHF
6歳未満:無料
ゼンティス山のオススメ度

私のオススメ度 10点/10点
メジャー過ぎない観光地で、比較的ゆっくりスイスの絶景を堪能できる。
頂上ではレストランでお腹を満たし、一日中でも居られます。
また麓にはホテルがあり、起きた瞬間からゼンティス山を楽しむことができます。
ゼンティス山までの道中もスイスらしさがいっぱいです。
子連れへのオススメ度 6点/10点
スイスや自然を楽しむのには絶好の場所ですが、山しかないためお子さんには少し退屈かもしれません。
カップルへのオススメ度 8点/10点
道中からスイスを感じられるので、話が尽きません。
頂上での絶景は二人の距離をもっと縮めます!