台湾

世界的最大級のダム!烏山頭ダムの観光情報を紹介!! 台湾の観光スポット

  • 烏山頭ダムについて

    烏山頭ダムとは

    台湾南市にあるダム。

    日本人技師、八田與一によって計画され、1920年着工、1930年に完成した農業用水確保のためのダムです。

    また計画責任者である八田氏以外にも、現在の鹿島建設や大成建設などが実際の工事に携わっていて、二本と縁の深い建設物です。

    1931年までは、世界最大のダムとしても知られていました。

    現在はアメリカのフーバー・ダムが最大の大きさで、鳥山頭ダムは世界第2位の大きさを誇ります。

    第二次世界大戦前の台南地域の農業発展に貢献しただけでなく、現在もなお飲料水の水源、水力発電と多目的に稼働中です。

    八田與一の像が見つめる方向。そこには満々と水を蓄えたダム湖があります。

    烏山頭ダムの見どころ

    烏山頭水庫風景区

    烏山頭ダムとその周辺は「烏山頭水庫風景区」として整備され、観光客が楽しめるような施設が設置されています。

    まずは入場口から歩いて数分。

    水音のする方に近づいていくと、見えてくるのが「珊瑚飛瀑」と名付けられた送水口。

    まさに、ダムから農地や市街地に向かって水を送る口ですが、例えば、日本の黒部ダムなどに比べると小さく、可愛らしい送水口です。

    送水口の開閉などに使う古い機材なども見る事ができます。

    私みたいなレトロ機械が好きな人には、たまりません。

    八田技師記念室

    送水口のすぐ隣りにあるのが「八田技師記念室」です。

    「八田技師記念室」は、その名の通り、ダム建設の責任者だった日本人「八田與一」の業績や縁の品を展示しているところです。

    八田氏が、ただダムの建設だけをした人物ではなく、限られた予算の中でも台湾人雇用のため腐心したり、農業方法(三年輪作)の指導を行ったりと、台湾の発展にいかに貢献したかと言うことが分かります。

    記念室から道なりに、風景区中央の「サクラアヴェニュー」を歩きます。

    その名の通り桜の木が道に沿って並ぶ道路です。

    残念ながら、3月に来訪した際にはまだ咲いていませんでした。

    ソメイヨシノではなく「南洋桜」だからかも知れません。シーズンにはきっと桜吹雪の中を抜ける素敵な道路なのでしょう。

    サクラアベニューを抜けると、そこには何故か「天壇」。

    中国の北京にある天壇を模して作られたコピーです。

    とはいえ、その大きさには圧倒されます。天壇は本来、皇帝が神を祀る祭壇ですが、烏山頭のはダムの資料館になっています。

    風景区のランドマークとも言える天壇を眺めつつ、ダム湖に向かいます。

    ダム湖は、現代の巨大ダムに比べるとこぢんまりとした印象ですが、湖面の水色と空の水色。

    その二つの水色を裂くように湖を取り囲む山の緑が、なんだかとても心を落ち着けてくれます。周辺にベンチなどもあるので、お弁当を食べるには良いところかも。

    ダム湖に沿った道筋。

    木陰の中にひっそりと佇んでいるのが、八田與一その人と奥様の墓所です。

    小さな墓石の正面には、ダム湖を眺めるように片膝をついて座る八田氏の銅像があります。

    その表情は、ダムを眩しそうに見つめているようで、また自分の職責を果たした達成感と安堵とを感じ取れます。

    なにより、記念館と併せて、日本人である八田氏の貢献をここまで讃えてくれる台湾の人の義理堅さや温かい心に、日本人として心を強く打たれました。

    八田與一記念公園区

    烏山頭ダム周辺には、もう一つ「八田與一記念公園区」というエリアがあります。

    八田與一はじめ、ダム建設に関わった日本人が居住していた集落を復元したものです。

    かつて、最大で234戸の家があったという集落ですが、復元されているのは数件の家屋と街路です。

    とはいえその再現度は非常にレベルが高いです。

    日本人大工を招き、また復元スタッフが北陸を訪ねて当時の日本式住宅について学んだという徹底ぶり。

    ただ外観だけでなく、建て方からこだわった本格的な住宅なのです。

    内装や調度品も当時を思わせる物がおかれ、生活感も演出されています。

    與一が住んでいた八田邸含め4軒の家屋にはお邪魔することもできます。

    間仕切りがふすまだったり、

    畳敷きにちゃぶ台が置いてあったりと、そういう生活経験のない平成の日本人でも、なんだか懐かしい気持ちに。

    ついつい畳にあぐらをかいて座り、ぼーっと庭を眺めてしまいそうだな。

    そんな気持ちでいたら、中国人旅行者や欧米系の旅行者も座り込んでくつろいでいました。日本家屋にはそんな力があるのかと再認識しました。

    烏山頭ダムへのアクセス方法

    台南の町からは「隆田」まで鉄道で移動。

    隆田の駅を出ると黄色いタクシーが列を成して待っていますので「烏頭山」までと告げれば、往復の料金を提示してきます。

    往復で7~800元が相場と聞きますが、私の時は650元でした。

    入場料

    200元

    営業時間

    6:00~18:00 (11~2月 6:30~17:30)です。

    風景区、公園区、両方見られます。

    とても広い施設なので、夕方ギリギリに行くのはお勧めしません。

    入ったらすぐ、見たいモノも見られず帰るはめになります。

    オススメはタクシーをチャーターして行くこと。

    決して歩けない距離ではないですが、距離のある部分はタクシーで移動してくれるから楽ですし、時間も無駄になりません。

    節約したい人は、近くまでバスが出ているそうですが、烏山頭ダムはかなり広いため、スポット間はタクシーで移動することをお勧めします。

    烏山頭ダムのオススメ度

    私のオススメ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 7点/10点

    親日国と言われ、実際、東日本大震災はじめ、日本の危難の際にはいつも迅速に温かな手をさしのべてくれる台湾とその人々。

    そんな台湾と日本の関係に思うところのある人にとっては、両国の強い絆と偉大な先達に対する敬意を強く感じさせてくれる場所で、オススメです。

    ただしアクセスは正直不便。ダムだから辺鄙なところにあるのは当然なんですけど、そこが少し難点。

    また、歴史に興味のない人には、「ちょっと景色の良い田舎」以上の観光地ではないかも知れません。

    多少、人を選ぶところがあるので7点としました。




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