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万里の長城について

万里の長城とは
万里の長城は中国の北京にある世界遺産で、秦代の紀元前214年に始皇帝によって建設されたといわれています。
万里の長城は世界的にも珍しい種類の建築物で、大昔の姿をそのまま維持しているので中国へ行った際は是非行って欲しい観光スポットです。
中国の歴史に触れることが出来ますし、教科書で見たものを実際に目の当たりにすると感動間違いなしです。
ただ、万里の長城をすべて渡ることはできません。
6259.6キロありますので歩き切ることができない上、場所によっては危険なところもあり、一般の人が立ち入れる場所は限られています。
多くの人は八達嶺長城という場所を登るので、普通に観光に行く方も八達嶺長城を登ることになります。
万里の長城の見どころ
男坂

万里の長城には男坂という急勾配の坂があり、その傾斜なんと60度。
写真で見ていると大したことがないように見えますが、実際に立ってみると非常に急勾配で驚きました。
みんな怖くて、中腰で進んでいました。
階段があるのですが、この階段もかなりの角度なので慎重に進みましょう。
かなりきつい坂ですので、体力に自信のある方は是非チャレンジして下さい!
女坂
女坂は角度が緩やかなので安全に進むことが出来ます。
迫力のある景色を見ることはできないですが、リラックスして周りを見渡すことが出来るので女坂には女坂の良さがあります。
ちなみに男坂、女坂は日本のみの呼び方。
南方が男坂、北側が女坂になります。
絶景ポイント
https://bluebird-story.com/badaling/
万里の長城の絶景ポイントは北八楼。
一番標高の高い北八楼からの景色が絶景ですので、万里の長城に行った際は是非北八楼まで登ってみてください!
ただ、絶景スポットということもあり、めちゃくちゃ混んでいます(笑)
注意点
坂の途中で立ち止まらない
坂の途中で立ち止まると後ろが詰まってしまい、行き場を失った人が後ろに下がることになります。
このときに足を踏み外したりして事故が起きやすいので、緊急時以外は立ち止まらないようにしましょう。
どうしても立ち止まらなくてはいけないシチュエーションに遭遇したら、なるべく邪魔にならない場所に避けましょう。
無理をしない
男坂は急勾配で足腰の負担が大きいです。
足に怪我をしていたり、持病がある人は避けたほうが良いです。高いところが苦手な人、高所恐怖症の人もやめた方が良いです。最後はマナーについてです。
色々な人種の人がいるので、場合によっては不快に感じる行動もあります。タバコを吸ったり、つばを吐いたりする行為はなるべく控えるべきです。
基本ぼったくり価格
万里の長城に階段で上る場合、階段までの路地には様々な店舗が並んでおり、飲み物なども購入できますので、そこで買っておいた方が良いでしょう。
いちど階段を登り始めると、確かにあちこちにお店があるのですが、特に外国人に対しては値段が跳ね上がります。
地上では10元(約160円)のアイスキャンディーが万里の長城の階段で購入しようとすると100元だと言われることもあります。
子供に飲み物がないとかわいそうですから、特に子供を連れて行く場合は事前に飲み物を持っていった方が良いでしょう。
服装/持ち物
万里の長城を階段で登るならば、絶対に運動をしやすい服装にしましょう。
仮にロープウェーで登ったとしても、万里の長城は非常に足元が安定していない場所ですので、ハイヒールなどでは歩けません。
女の子は可愛らしい服装で登りたいと思うこともあるかもしれませんが、汚れても良い服で登った方が良いです。
また、特に子供がいる場合は飲み物、そして軽食を持っていった方が良いでしょう。
アクセス方法
北京市内から万里の長城に行くのであれば、北京の徳勝門にあるバスターミナルから877路直達に向かうのがお勧めです。
午前中のみノンストップで運営されていますので、これを使うと便利でしょう。
また、シーズンオフの時期になると予告もなく運休になる可能性がありますから注意が必要です。
営業時間
万里の長城は4月から10月は6時半から19時まで、11時から3月は7時から18時まで中に入れます。
ただ、営業時間が予告なしに変わることもあります。
また大気汚染の様子によって変わることもありますので、事前のチェックを欠かさないようにしましょう。
基本的に年中無休になっています。
料金
4月から10月は45元、11月から3月は40元で、60歳以上や学生であれば20元です。
学生ならば学生証忘れないようにしましょう。
また、身長が120センチ未満の子供は入場料がかかりません。
終わりに
北京に行くならば、やはり万里の長城も欠かせない場所でしょう。
実際に登ってみて感じる歴史はとても偉大ですし、山の下から万里の長城を眺めたら感動すること間違いなし。
中国の歴史を知ることが出来ますし、日本では体験できないような貴重な体験もできます。
中国は歴史が感じられる場所ですので、ぜひ足を運んでみてください。
子連れのファミリーの場合は、お子さんの安全かどうか十分注意してあげてください。